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ロープテスト(2024年度より養成講習内検定)

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1.ダブルエイトノット(二重8の字結び)

英語表記 double figure eight knot
用途 アンカーカラビナへの結束 2本のロープの結束
利点 結びやすくほどけにくい ショックに強い チェックしやすい 初心者が覚えやすい

2.通しダブルエイトノット(通し二重8の字結び)

※ダブルエイトノットと仕上がりは同じだが,結び方が異なる
英語表記 re-threaded double figure eight knot
用途 ハーネスへのロープ結束
利点 結びやすくほどけにくい ショックに強い チェックしやすい 初心者が覚えやすい

3.ラビット(バニー)ノット

英語表記 rabbit (bunny) knot
用途 近接する2点のアンカーカラビナへの接続
利点 メインロープを2つの支点にスリング無しで半流動分散で結ぶことが出来る

4.バタフライノット(蝶結び)

英語表記 butterfly knot
用途 ロープの途中に輪を作る 中間支点との連結
利点 大きさの調整が容易 リング荷重に強い 解きやすい

 5.バレルノット

英語表記 barrel (scaffold) knot
用途 カラビナへの接続
利点 テンションがかかると堅く締まる エイトノットに比べてコンパクト

6.イタリアン(ムンター)ヒッチ(半マスト結び)

英語表記 italian (munter) hitch
用途 ビレイ 懸垂下降
利点 ビレイロープを緩めることが容易 仮固定がシンプル
吊り上げシステムに移行しやすい

7.クローブヒッチ(巻き結び インク・ノット マスト結び)

英語表記 clove hitch
用途 セルフビレイ(自己確保) 船の係留 杭等への結束
利点 簡単に結べる 解くのが容易 強度が高い

8.ダブルオーバーハンドノット

英語表記 double overhand knot
用途 ロープの中ほどにこぶをつくる
利点 止め結びより大きなこぶができる

9.変形ボーラインノット

「もやい結び」は結びの王様とも称されるほど、結びやすく解きやすく強度に優れた結びです。しかし、結び目に直接荷重がかかった場合は強いのですが、リング方向に荷重がかかった場合、結びが解ける欠点があり、人命救助などには用いられなくなりました。ロープに大きな荷重がかかる場合には、変形ボーラインを使用します。

10.コイル巻胴もやい

 ボート流止めには、胴ベルト型安全帯や、クライミング用軽量ハーネスや、フルボディハーネスを使用するのが理想です。しかし、そのような流止めが用意できない場合,ソウスリングたすき掛けやコイル巻き胴もやいを応急的に用います。ボートが流れて負荷がかかった場合でも、胴に結んだ輪の大きさが変化せず、胴にコイルしたロープの食い込みが小さいのが特徴です。

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