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安全対策部長挨拶

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(公財)全日本スキー連盟安全対策部

部長 上杉一哲

このたび、安全対策部長に就任いたしました、上杉と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。
公益財団法人全日本スキー連盟は、「安全で楽しいスノースポーツ」の普及振興を図ることを目的としています。当該連盟教育本部安全対策部として、教育本部の新たな組織編成に伴い、名称の変更はありましたが、その目的を遂行するために、幅広い知識と正しい技術を身に付け、数多くの経験を積んだスキーパトロールの育成と、安全への高い意識をもったスキー指導者の育成を重要な柱として位置付けには変わりありません。
教育本部オフィシャルブック2021では、スキー・スノーボード・スキーパトロール各部門の研修課題の前に、Part1として共通課題「安全なスノースポーツ指導のために」を今シーズンも継続して取り上げ、<スノースポーツに内在される危険の(リスク)の理解・スノースポーツ指導者及び受講者の責務・スノースポーツ事故発生時の初期対応>について記載し、安全対策、事故防止についての啓発を推進していきます。また、Part2の安全対策研修課題においても、スノースポーツ指導者が心がけるべき安全対策についても継続して記載し、スノースポーツの行動規範として、国際スキー連盟が定める「10FISルール」や、全国スキー安全対策協議会が定める「スノースポーツ安全基準」をスキー指導者はよく理解・遵守するとともに、受講者に周知・遵守させることの重要性を啓発していきます。
近年のスノースポーツを取り巻く環境は大きく変化しています。少子高齢化の流れの速さ、急増するインバウンド、バックカントリーの普及による管理区域外での事故など、対応すべき諸課題が山積しています。「安全で楽しいスノースポーツ」の普及振興に関わる、多くの関係者の方々と協力していく必要があります。
このホームページを通じて、全てのスキーヤーの方々に、スノースポーツは、技術的向上や道具の機能向上だけにとらわれず、自然の中で行なわれている過酷なスポーツであることの認知度(遊園地やテーマパークではないこと)を高めていくことの必要性と私たち安全対策部がどのような仕事をしているのかを知っていただきたいと思います。
また、公認スキーパトロールの受検を志している皆様には、スキー場で活動しているパトロールの任務や役割そして魅力を知っていただきたいと思います。さらに、スキーパトロール有資格者の皆様には、応急手当の最新の処置方法や救急資材の使用方法などスキーパトロール同士の情報交換の場を提供していきたいと思います。

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